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有馬温泉最古の家族企業 御所坊グループ「御所楽」でのお仕事を紹介します

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御所坊グループとは

時を超える価値を育む

FOSTERING TIMELESSNESS

御所坊グループは、古来より湯口を守る掃部(かもん)として有馬温泉の歴史と共に歩んできました。湯口を守ることは、温泉を守ること、ひいては温泉をとりまく人やまち、文化を守ることに他なりません。そうした想いは創業以来「有馬の湯の掃部」→「有馬のまちの掃部」→「温泉文化の掃部」・「旅文化の掃部」と発展的に醸成されてきました。創業830年、有馬最古の宿、家族企業、として「有馬文化」「温泉文化」「旅文化」を醸成し、「時を超える価値」を育み、次の世代へ引き継いでいくことが私たちの責任であり、存在意義であると考えています。

御所坊らしさとは

800年の歴史の中で培われたおもてなしの行動哲学

私たちが理想とするのは、物事の流れや構造に逆らわず、無理なく自然に進められる手段・仕組みを作ること。私たちは土地本来の魅力や個性を探究し、その知られざる魅力を磨き、自分たちが真に良いと思えるものを作り上げ、訪れる旅人へと提案していきます。その過程を仲間と共に、お客様と共に、自分たちも楽しみます。それこそが、他にはない価値、旅の魅力を醸成する種になるのではないかと考えています。
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「応物無汸(おうぶつむほう)」

物に応じて汸なし
水のように状況によって形を変え、
既存のルールに縛られない。

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“VIVE O PRESENTE E TERAS PAZ”

今を生きることが平穏につながる。

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「足るを知る」

欲は際限がない。過度な欲は自らを不自由にする。

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「真金鍍金」

金はメッキする必要がない
自分らしく、本物であれば良い。

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「無用の用」

車輪の軸穴同様、一見無駄に見えることが大切であることがある。

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「恕(じょ)」

人に対しては思いやりが大切。

文化の持続的醸成に向けて様々な事業を展開

地域の魅力を発掘し、お客様の驚き・感動を創出

宿泊事業
文化醸成拠点としての宿や施設
私たちの究極の目的は、有馬温泉と神戸の文化の魅力をお客様に紹介することです。私たちは宿や施設を作り、そこへこの歴史的土地の魂を吹き込みます。だからこそ、私たちの作り上げる宿や施設は、それぞれに異なる風情が感じられ、お客様は様々な面からその魅力を発見することができます。旅館、御所坊、御所別墅、ホテル 花小宿を中心に、温泉街に様々な飲食店やゲストハウスなどを展開しています。
https://goshoboh.com
http://goshobessho.com
http://hanakoyado.com
坊茶事業
オリジナル商品やブランド
私たちが作る商品には、この地の歴史や文化、生活様式のより深い魅力を発見できる仕掛けが施されています。これを持ち帰っていただくことで、お客様の体験が拡大・拡張されるのです。例えば、「坊茶」ティーブレンドや 「Legendary flavours of Goshoboh 」の香りやアロマでは、感覚と想像力を通した私たち流の旅をご体験頂けます。
https://goshoflavours.com/ja
無汸庵事業
芸術礼讃 – 「芸術の本質は生き方そのものにある」
私たちの宿づくりにおける哲学は無汸庵・綿貫宏介のそれと共鳴してきました。それはすなわち、枠にとらわれない生き方と、そこから生じる創造性です。綿貫宏介は、陶芸、ガラス、絵画、詩、書、着物デザイン、建築など、さまざまな表現方法で活躍し、1980年以来、私たちと共に宿づくりに取り組みました。彼の美意識は宿や施設に溶け込んでいます。私たちは「無汸庵」の世界をお客様に紹介し続けます。
http://muhouan.com/
まちづくり
温泉という資源があり、有馬という美しい町があることに、私たちはとても感謝しています。だからこそ、私たちはこの温泉へ、街へ、そしてこれらを繋いでくれた先人たちへ恩返しをすべく、街づくりに積極的に参加してきました。街の賑わい創出などのため、カフェやレストラン、博物館などの多彩な施設を先駆けて温泉街に展開したほか、有馬温泉のユニークな歴史や文化を強化・醸成するための活動を街の人たちと共に提案し作り上げてきました。有馬温泉の阪神間モダニズムを見直す「有馬に恋さん」や、有馬芸妓の新曲開発、有馬山椒復活プロジェクトなどは、ほんのごく一部の事例です。
https://arimanikoisan.com
http://alimali.jp/
https://www.facebook.com/galleriaretirodouro/
https://cafedovro.jp
https://hotel.algo.jp
味の宿
文化コミュニティネットワーク
「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」
私たちは、それぞれの地域に根ざした本物を提供する、味わい深い宿を追求するという共通の理念を持ったグループ「日本味の宿」を全国各地の旅館・ホテルオーナーの友人たちとともに運営しています。日本味の宿は、自分が、先祖が誇りに思うものを作り続ける家族経営の宿のコミュニティです。
https://yado-resort.com/ja/

御所坊800年の歴史

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御所坊は建久二年(1191年)創業と伝えられる。当初、御所坊は温泉の湯殿の脇に店を構え、「湯口屋」と呼ばれていた。藤原定家の旅日記「明月記」によると、創業まもない承元二年 (1208年)十月、定家が訪れた有馬は貴人でにぎわっており、「湯口屋」には平頼盛の後室が泊っていたようだ。なお、当時の湯口屋は、九条家が湯泉神社とともに運営していたと建武三年(1337年)の九条家政所の注進状に記録されている。

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14世紀末、足利義満が有馬温泉を訪れた。その際に御所坊の前身、湯口屋に逗留したようで、この逗留を期に、湯口屋は「御所」と呼ばれるようになった。室町幕府6代将軍足利義教や同8代将軍足利義政に仕えた相国寺第50世住持の瑞渓周鳳は、享徳元年(1452 年)四月に有馬を訪れ、日記の中に、この「御所」の由来について記している。

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文明15年(1483年)8月、蓮如上人が御所へ逗留した。この頃、御所の名前に「坊」がついたようだ。

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天正十一年(1583年)以降、豊臣秀吉は北政所ネネや千利休等を連れて何度も有馬に訪れた。文禄三年(1594年)には、有馬に秀吉の湯山御殿を建設、その際に御所坊は秀吉から十三石を譲り受けて現在の滝川沿いの場所に移った。

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明治の開国に伴って日本各地に外国人居留地が出来た。神戸港は慶応4年(1868年)に開港。当時、居留地を超えて移動できる範囲が規制されていた外国人にも、神戸からごく近い有馬温泉へは訪れる事が許された。有馬温泉は、彼らに取って日本で初めての温泉地であったのだ。この頃、有馬温泉では清水ホテルを皮切りに多くの外国人専用ホテルが滝道沿いに立ち並んだ。関東大震災を期に、関西に移住してきた文化人と、この外国人との文化が混じり合い、阪神間に独特の文化が花開いた。この時代、御所坊ではフランスから取り寄せたステンドグラスや寄木細工で飾った床等を設えたダンスホールが作られ、今もその姿が残っている。

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関東大震災を期に関西に移住した谷崎潤一郎は、昭和十一年(1936年)に発表した小説「猫と庄造と二人のをんな」の中に御所坊を登場させた。陰翳から滲み出る日本の美を愛した谷崎潤一郎、彼が好んで訪れた当時の御所坊の木造建築が、今も変わらず残っている。

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「水音は二階に高き河鹿かな」ー 昭和二十九年(1954年)7月、吉川英治は新平家物語の取材旅行で御所坊を訪れ、滝川のせせらぎと河鹿蛙の鳴き声が窓の外から聴こえる御所坊の2階の風情を詩にした。

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「花吹雪 兵衛の坊も御所坊も 目におかずして空に渦巻く」 ー 与謝野晶子

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戦後、有馬郡の神戸市への併合に際し、神戸市は有馬の泉源を整備した。これにより有馬の旅館へ初めて温泉の内湯がひかれるようになった。御所坊では、御所坊隣の二階坊旅館を譲り受けて、温泉の大浴場を設えたほか、新館「翠巒御坊」を建てた。

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昭和50年代(1980年代)、日本国内では団体旅行が盛り上がった。有馬の多くの建物は効率化を求めて鉄筋コンクリートに変わり、有馬は一挙に近代化した。しかし、15代目金井四郎兵衛は、不便でも趣きある昔ながらの木造建築を維持しつつ、無方庵綿貫宏介とともに独自の空間へ熟成させた。「無用の用」 − 一見無駄に見えても、その実とても大切な物があるのだ。

主な施設

陶泉 御所坊

御所坊グループの起源、創業800年有馬最古の宿

有馬山叢 御所別墅

かつて外国人専用ホテルとして運営されていた寺であった場所に立つ、全室離れのスイートルームの宿。日本初の「別墅」であり、「小宿」同様、そのスタイルが原型として他の地域へ広がりつつある。

ホテル花小宿

革新的な宿泊スタイルを提案し、全国の小宿スタイルのアーキタイプとなった宿

経営者

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金井 啓修
十五代目金井四郎兵衛

湯守御所坊のあり方

有馬温泉は「日本三古泉」にして「日本三名泉」、「日本三大薬湯」にもたたえられる、我が国を代表する温泉地です。御所坊は、この地にあって820年以上続く有馬温泉最古の宿です。

私たちは、文化とは守るだけではだめで、時代に合わせた革新が無ければ続かないと考えています。 私は御所坊15代目金井四郎兵衛を襲名してから、有馬の町を魅力的に歩けるように、空き店舗を利用した飲食店の経営や、有馬サイダーの復活、数々のまちづくりイベントなどに取り組んできました。

また、旅館運営においては、日帰り利用や、泊食分離、日本旅館とホテルの合理性の融合、独自の温泉配湯システムの開発等、業界で数多くの新たな取り組みを実現しました。

「陶泉 御所坊」から始まった運営施設は、「ホテル花小宿」「有馬山叢 御所別墅」等の宿泊施設、カフェやギャラリー、博物館等多岐に広がり、様々なお客様へ多様な有馬の楽しみ方を提案して参りました。

また、良い食材を求めて、漁港や農家等との連携を深めたほか、独自で農業法人も営んでいます。

これら取り組みは、規模拡大を目指した結果ではなく、より魅力的に有馬を楽しめるようにとの思いからネットワークが広がり、自然に出来上がった構造です。 今後は、更なる有馬温泉の町の魅力向上へ貢献し続けるほか、日本各地でそれぞれ魅力的な地域を育んできた宿と連携し、変化に富んだ魅力的な地域を国内外に発信していこうと考えています。

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金井 一篤
経営企画室 室長

有馬文化の醸成について

この半世紀で旅館を取り巻く環境は大きく変わってきています。団体旅行から個人旅行へ、テレビや雑誌を利用した旅行から、インターネット予約サイトを利用した旅行へ、そして、足元、訪日外国人旅行者の時代が見えてきました。

時代にあわせ、御所坊グループは、個人旅行者に特化したおもてなし体制を大胆に構築したほか、インターネットにもいち早く対応してきました。 今後は、世界中のお客様に対して、奥深い魅力を強く感じていただけるよう、さらなる進化を目指します。

具体的には、御所坊・有馬温泉ならではの文化や情緒を深め、体感できる仕掛け作りを推進します。そのために、日本の宿で前例のない「ブランドマネージャー」を設置したほか、業種を繋ぐような独自商品やイベント等の研究開発を進めています。

このビジョンの実現に向け、スタッフの方々にも、「有馬の魂」「御所坊の魂」を感じ、共感・共鳴頂き、御所坊ならでは、有馬ならではのおもてなしを、ともに実現して頂きたいと思っています。

まずは、お仕事の傍、ぜひ有馬温泉を楽しみ、そしてこの地の歴史文化も勉強してみて頂きたいと思っています。

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金井 庸泰

有縁随縁の関係性

有縁随縁。縁あって一緒に働くことになって下さった方々について、私たちは家族の一員のように迎えようとしてきました。

これまで、縁がつながり親子共に当グループの従業員として活躍頂いたケースもありますし、また、キャリアアップのひとつの形として、従業員の独立起業を支援してきたこともあります。

今後は、さらに一人一人がより成長を実感し、当坊グループで働いて良かったと思って頂けるよう、この度、会社全体で一人一人をサポートする「成長支援制度」を導入しました。

この制度により、おもてなしのプロ・調理のプロ・マネージャー等として、一人一人がより上手に成長できる体制構築を目指しています。

また、御所坊グループは、多種多様な事業をもつため、当グループで働く従業員は、色々なポジションで力を活かせるチャンスがあります。個々の特性を活かす形で積極的な異動も実施したいと考えています。

おもてなしは「先回り」の美学。いろいろな部署を経験し、多角的におもてなしを勉強・体得頂くことも重要と考えています。 意欲のある方は、ぜひ当坊の門を叩いてください。

お客様の感動につながるおもてなしが出来た時に感じられる喜びを、ぜひ一緒に体感しましょう。

    御所坊グループ沿革

    OUR HISTORY

    創業1191年、御所坊グループ830年の歴史
    12世紀 1191年 湯口屋 創業
    14世紀 足利義満訪問後、「御所」に名前変更
    15世紀 蓮如上人訪問の頃、「御所坊」に名前が変わる
    16世紀 秀吉に土地をもらって移転
    明治時代 有馬自動車(バス)の運営開始
    明治時代 両替商を運営し、有馬温泉の旅館などを支援
    戦後 金の湯の拡大のために、神戸市に土地を譲る
    1980年代 ・ サニーサイドアップ・テニスクラブをオーペン
    ・ 株式会社御所坊を設立
    ・ 蔵の居酒屋 かくれんぼう 開店
    ・ 西洋菓子 カフェド・ボウ 開店
    ・ 御所坊の改装・綿貫宏介、「陶泉 御所坊」としてリニューアル
    1990年代 ・ さくら食堂 開店
    ・ 兵庫県美方郡小代で、契約栽培で米作りを開始
    ・ 岡場でグリーンピザ開店
    ・ 料膳 旬重 開店
    2000年代 ・ ホテル花小宿 開業
    ・ 居酒屋かくれんぼうをリニューアルし、ギャラリー・レティーロ・デ・オーロへ業態転換
    ・ 兵庫県で最初の農業法人 有限会社 グリーンパパ創業
    ・ 旅館一文字を取得、ホテル・一文字として開業
    ・ ミュージアムショップALIMALI 開店
    ・ 旅湯アブリーゴ 開業
    ・ ホテル・一文字を有馬玩具博物館へリニューアルして開業
    ・ 有馬食堂 花居森、バー・ニュールンベルグ 開店
    ・ オーベルジュ花郷里 開業
    ・ サニーサイドアップ・テニスクラブを有馬里駐車場へ業態変更
    ・ パオド坊 開店
    ・ 貸切温泉施設 湯屋松風 開業
    ・ 有馬山叢 御所別墅 開業
    2010年代 ・ バー・ニュールンベルグをリニューアルし、eSportsバー デ ゴザールへ業態転換
    ・ 有馬食堂 花居森をリニューアルし、神戸ビーフバーガー屋 サボールへ業態転換
    ・ ホテルモルゲンロートを開業支援
    ・
    2020年代 ・ 小宿 有楽を開業支援
    ・ 小宿 松林亭を開業支援
    ・ 小宿 駿河亭を開業支援

    法人概要

    社名 株式会社御所坊
    所在 兵庫県神戸市北区有馬町858
    TEL 078-904-0551
    創業 1191年
    資本金 1000万円
    役員 代表取締役 金井啓修
    スタッフ 80名
    事業 旅館業、飲食業、小売業、農業(※関連企業含む)
    社名 株式会社御湯所
    所在 兵庫県神戸市北区有馬町958
    TEL 078-904-0554
    創業 2013年
    資本金 2000万円
    役員 代表取締役 綿貫一篤
    スタッフ 15名
    事業 旅館「有馬山叢 御所別墅」の運営

      電車   徒歩  
    三宮→29分→有馬温泉→4分→当社
    三田→30分→有馬温泉→4分→当社
    西宮→52分→有馬温泉→4分→当社
    西明石→52分→有馬温泉→4分→当社
    西神中央→59分→有馬温泉→4分→当社

    ※車通勤の従業員向けの駐車場も完備。 車で通勤する従業員も多数おります。

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