有馬温泉湯めぐりVRを配信開始
有馬温泉は、6世紀に孝徳天皇が大化の改新の政務疲れを癒した地である等、日本でもっとも歴史深い癒しのリゾートです。我々有馬温泉旅館若手有志は、この環境下、なんとか有馬温泉の癒しの力を、外出自粛中の全世界の人々にお届けできないかと考え、この度、温泉入浴のVR動画を配信することとしました。
「有馬温泉湯めぐりVR」では、各施設の温泉入浴映像をVRで撮影し、これを動画配信サイト「YouTube」で掲載しています。ご利用の際は、ご家庭のお風呂に浸かりながら、4K対応のVRゴーグル等を装着し、YouTube「有馬温泉湯めぐりVR」チャンネルからお好みの温泉宿を選んで動画閲覧頂きます。
第一弾配信の対象宿は、「有馬山叢 御所別墅」「高山荘 華野」「竹取亭 円山」「陶泉 御所坊」「元湯 龍泉閣」(あいうえお順)の5件。
ご家庭のお風呂が一瞬にして有馬温泉に変わる
VRにより、利用者は全視界に渡って、有馬温泉の入浴映像を体感できるほか、入浴中の水音や桜が舞う風の音なども聞くことができるため、入浴中にこれを行うことで、あたかも宿の温泉に入浴しているように感じることができます。いわば、ご家庭のお風呂が有馬温泉に変わるわけです。
第2弾配信も決定!外出自粛中の全世界の人々を癒します
第2弾の配信の対象宿は、「ねぎや 陵楓閣」「有馬御苑」「御幸荘 花結び」を予定しており、取り組みが徐々に広がりつつあります。今後、当湯めぐりVRを、国内の他温泉地に対しても、協力を呼びかけていくことで、日本中の温泉の湯めぐりができるようにしたいと考えています。
これにより、日本の温泉が、世界の人々の外出自粛疲れを癒し、ひいては世界中の人々の外出自粛の効果を高め、新たな感染により苦しむ人を少しでも減らしたいと考えています。
*VR:ヴァーチャルリアリティの略。対応のゴーグルを装着することで、視界全体に映像が映し出され、映像世界への没入感を体験できる。
*「有馬温泉湯めぐりVR」は入浴中でなくても利用可能ですが、もし入浴中に利用される際は、水分によるVRゴーグル等の機械の故障、VR利用中の事故や怪我等に十分ご注意のうえ、全て自己の責任においてご利用ください。機器の故障や事故、怪我について、有馬温泉旅館若手有志は責任を負いません。
*写真はイメージです。実際に、ご家庭の浴槽に有馬温泉が注がれる訳ではございません。