今年10月、御所坊の調理場にガストロパックやショックフリーズ等、調理先端設備が導入されました。これを受け、先日、先端設備の活用に詳しい鹿児島の有名高級レストランのシェフを招いて、新しい天ぷらの料理研究会を実施しました。天ぷらは、一般的に食べる際に天出汁に漬けることで、せっかくサクサクにあげたものも、しんなりしてしまうのですが、ガストロパックを使用して最初から天出汁の味のする天ぷらをあげてみました。これにより、サクサクの食感を活かした面白い天ぷらができあがりました。お客様に召し上がって頂くまでには、まだまだ研究と試行錯誤が必要ですが、先端機材の活用と、それにともなう研究開発の強化を進めようと考えて … Read More
有馬温泉温泉寺の黄檗宗普茶料理「うなぎもどき」研修
この度、有馬温泉温泉寺の住職にお越しいただき、同黄檗宗寺に伝わる精進料理「普茶料理」を学びました。 有馬温泉温泉寺の住職は、萬福寺展座長をされており、日本で普茶料理に最も造詣深い方の一人です。 普茶料理は、「普く衆人に茶を施す」という意味があるようです。 普茶料理のユニークな要素の一つに、「擬製料理」というものがあります。 これは肉を使わず、肉のように調理する料理で、ウィキペディアによると、胡麻豆腐ももともとは、普茶料理によって日本にもたらされた白身魚の擬製料理であったようです。 擬製料理の中でも、特に面白いのが、うなぎの蒲焼に似た料理「うなぎもどき」。 豆腐 … Read More